久しぶりに、葉山にでかけた。コンサート会場は葉山の海岸近く
旧東伏見宮別邸が現在は女子修道院葉山となり幼稚園が併設されて
いる大正時代に建てられたこの別邸だつた。
建てられた当時はさぞ美しい建物であつただろうと思わせる趣が風雨にさらされペンキの塗装がはがれても変わらぬ風格が見受けられる。
ほとんどが女性たちでお互いが声かけあって集まり小さなサロンコンサート
であつた。中心になつて人集めしたのは幸子さん。彼女は不思議な人でいつも
音楽家であれ、芸術家であれその人の生き方に感動したらとことん心血注いで応援してしまう。
今回のピアニスト,可児 亜理さんのことも名門や財閥の娘さんでなくこく普通の家庭に生まれた彼女が武蔵野音楽大学・大学院修了後、ドイツで学ぶ機会を得て様々な研鑚を摘んで今日ある、、、こととピアニストとして素晴らしい
演奏家であることから彼女をもつと多くの人に知ってもらいたいとの思いから
介し始めて口伝えで輪がひろがつていくのである。
ベートーヴェンのソナタ;作品27-1
ベートーヴェンのソナタ 作品27-2 月光
私は音楽の知識もないし、深く味わうことも知らないのにどうしたことか途中、なぜか涙がこみあげてきて止まらない、、ここは修道院だつたというから聖霊にみちているのかも知れない、、しかし年齢を重ねて涙もろくなつてしまつたのかしら。とにかく力つよく心をノツクされたようだ。
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