2013年9月20日金曜日

猪瀬東京都知事のひとつの決断

 何カ月か前、東京都知事の猪瀬さんがニューヨークを訪れて、地下鉄やバスが24時間運航しているのを知り感激してその制度を東京にも施工しようとされたと聞いた。その後月に何度だったか深夜のバスを運行されることになったときいたが、現実に運航されているのか、その結果人々の利用がどれほどあるのかきいてみたい。
 ニューヨークと東京がどうして同じように考えるのか私にはわからない。ニューヨークという町にはそれが必要なのであつてなぜ東京がそのことを真似る?のか真意がわからない。このような胆略的で独りよがりな発想を知事ともある人がされることに驚くのである。日本という国の人々はおおよそ、夜中にバスに乗ったりしない。それとも仕事で夜勤の人たちが利用するのだろうか。それならばまた話しは別なのだが。ニューヨークは24時間眠らない町なのだ。
 それよりも日本の交通費の高いのが何とかならないだろうか。とても高い。海外に住んでいる人たちがまず日本にきて物価の高いことに驚き、その国で生活している私たちを心配してくれることがある。
 ニューヨークにきてうれしいことはまず交通費が安いことだ。誰もが利用している7 days unlimitted card を30ドルで購入するとそのカード1枚でおおよそ7日間何度でも乗れる。バスも地下鉄も乗り放題なのだ。私がこちらで歯医者に行く時40分くらい地下鉄にのり終点の駅からバスに乗り換える時、そのカードで乗れるので本当に便利だ。町はゴミも多くきれいではないかもしれないけれどそのことは大して問題になることではないと思う。
 交通費が高くてなるべく外出を控えているという人たちの多い我が国の方が何か問題なのではないだろうか。私はこの交通費のことは些細なことかもしれないがニューヨークを訪れるたびに常に感激し感謝し恩恵を楽しんでいる。

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