生田長江は鳥取日野町出身、日本の近代を病と闘いながらいき抜き、文学者、評論家として多くの足跡をのこした人とある。
『白つつじの会』生田長江顕彰会から小冊子が送られてきた。
貴重な生の記録でありこのように覚めた目で大地震という未曽有の天災から将来への洞察をしている生田長江という人はどんな人であったのであろうか。
1923年9月5日
東京市外、北品川御殿山718 中村古峡君邸内にて筆を執りはじめる。
生田長江
午前11時50分頃、突如として地震が始まる。いつもの水平動と異なり上下動だなと気附くと共に、予は本能的に要三郎の大卓の下へ頭をつき入れしが,動揺は更に猛烈を加え来たりしかば、3人とも夢中になって階下へ飛び降りる。
_で始まる日記。
この小さな冊子に現代をいきる私たちに多くの語りかけがあるように思い紹介したいと考えていた。
白つつじの会 生田長江顕彰会 0859-72-1300
http://my.sanin.jp/site/page/hino/choukou/
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