また、短い期間であったが、東大の建築科の内田先生のポケットマネーで雇われた秘書をしていたことがあり、当時の建築科の学生たちが、私の目にとてもかっこよく見えた。その後、何年か経ち新聞の記事で剣持勇氏の息子、玲さんは確かスイスのどこかで自動車事故でなくなったときいた。大学院の学生であられたがやさしく本当にかっこいい人だった。当時、すでに結婚されていたが若くして亡くなられたがきっと生きていたら一流の建築家になっていたに違いない。
画廊をはじめてから建築とアートの接点を求め始めたのも、建築に対する興味があったからだと思っている。
美術作家とクライアントの間に立ち、快適な建築空間をプロデュースする「アートコンサルタント」、それが私の仕事だ。
美術作家とクライアントの間に立ち、快適な建築空間をプロデュースする「アートコンサルタント」、それが私の仕事だ。
企業や法律事務所、病院、学校などのとかく実用本位で退屈になりがちな場所に美術品を置くことは、そこで過ごす人々にすてきな空間と時間を与え、思いがけない効果をもたらす。病院の廊下を飾る一枚の絵に言葉ではない優しさと慰めを感じたことはないだろうか。また、企業の応接室を飾る絵が、その会社の品格を示したりする。
病院などに人の心を明るく元気にする美術作品が増えるといいですね。
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