9坪しかない狭いスペースに画廊コレクシオンに加え14人の創造者達の作品をどのように並べたらいいのかずいぶん苦慮しました。
画廊といえばゆったりと展示するのが本来の姿かもしれませんが私はこのスペースはそれなりに価値あるものとみています。
小品をと思いましたが竹田鎮三郎氏の80号の作品、奉納花をどうしても展示したいと思いました。評論家でありコレクターであり初代の町田市立国際版画美術館の館長であつた久保貞次郎氏が竹田さんの才能を世に知らしめ版画の総目録もつくられ色々な意味で応援されておられたのですが、何年か前に久保氏も世を去られました。
竹田さんは現在もメキシコに住んで制作しておられます。清水たまこさんを通じてこの作品についてのメツセージをお願いしていましたらたまこさんから
ご丁寧なお言葉とともに奉納花についてのメツセージをお送りくださいました。
10月、メキシコにお盆の季節がきました。
女たちはマリーゴールドの花を馬に乗せて市場へ。
人々は山吹色のその花で祭壇を飾ります。
ご先祖さまとのひとときを家族とともに過ごすのです。
竹田鎮三郎
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